2010年9月12日

『PPP(プラズマジェル)セミナー(品川)』

今日は、品川で行われた『PPP(プラズマジェル』のセミナーに行ってきました。
講師の先生は、「みやた形成外科・皮ふクリニック」院長の宮田成章先生です。
宮田先生は、このPPP(プラズマジェル)治療を日本で先駆けて導入された経験豊富な先生です。
PPP(Platelet Poor Plasma:プラズマジェル)療法とは、従来の血小板療法(PRP:Platelet Rich Plasma:セルリバイブ療法など)の皮膚再生療法を応用・発展させた今話題の注入療法です。(最近、雑誌「美STORY」でも取り上げられています。)
美容先進国韓国で開発された治療で、先週末参加した抗加齢美容医療学会(東京)でもこの治療について韓国の有名美容外科医Dr.Lim先生がご講演されてとても話題となっていました。
PPP(プラズマジェル)治療は、自己血の血小板血漿を遠心分離器で分離し、100℃で10分加熱処理することでゲル化させ注入するという新しい画期的な治療です。
採血量の約50%が注入剤(フィラー)として生成できるため豊富な注入量が得られ、適度な硬さがあるため、深いシワ(ほうれい線など)治療に加え、3Dとしての輪郭形成・ボリュームアップ(額、鼻、頬、こめかみ、顎など)の治療ができます。
さらに100%自己血由来のため、感染・アレルギーの心配がない安全性の高い治療といえます。
ただし、PPP(プラズマジェル)療法の効果の持続期間が3~6ヶ月と従来の注入治療(ヒアルロン酸、レディエッセ、血小板療法(セルリバイブ療法など))と比べて持続期間が短いということが欠点です。
そのため、PPP(プラズマジェル)療法に血小板療法(PRP:セルリバイブ療法等)と併用して治療することでさらに効果が持続するとのことでした。
持続期間が短いため、初回治療2週間後(~3ヶ月)以内に追加注入(タッチアップ)する方法が推奨されています。
まだまだ課題の多い治療ですので、現在、当院でもこの治療を導入するか検討中です。


セミナー後は、当院の風水アドバイザーの先生と久し振りにお会いしてきました。
開業するにあたり、患者様がゆったりと心地良く快適に治療を受けていただける癒される空間(クリニック)にしたいと思い、風水の先生にアドバイスをお願いしました。
開業前のクリニック設計からインテリアの選定など細部にわたって様々な風水によるアドバイスをいただき、サポートして下さった先生なのです。
開業した今でも定期的にアドバイスをいただいています。
今日は、久し振りに先生とお会いでき、とても楽しい時間を過ごすことができました。 工藤先生、いつもアドバイス有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。

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