2009年6月23日

当院の治療 vol6:脂肪溶解注射(痩身治療)

今回は、最近希望される方が多くなってきている『脂肪溶解注射(痩身治療)』について説明したいと思います。
脂肪溶解注射は、フォスファジルコリンと呼ばれる薬剤を使用する脂肪除去治療です。
この成分は大豆から抽出される大豆レシチンというアミノ酸の一種で、欧米では高脂血症や脂肪肝の治療に使われ、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を下げ、脂肪の適切な代謝を促すものです。
このフォスファジルコリンを脂肪を減らしたい部位の皮膚内に注入すると、薬剤は脂肪細胞に徐々に浸透していき、脂肪を分解していきます。分解された脂肪の老廃物は腎臓や腸の働きによって、尿や便として体外に排出されてしまうため、体内に蓄積することはありません。

<適応>
※二の腕、下腹部、臀部、太ももなどの軽度の部分肥満の方にお勧めです。
<治療方法>
痛みを軽減するために、あらかじめ麻酔を外用してから行います。
(さらに極細の針で注射しますので、痛みを軽減できます。)
脂肪を減らしたい部位に直接注射で薬液を注入していきます。
治療後は軽い腫れや内出血、痛み、腫れなどが出ることがありますが、数日から一週間程度で改善してきます。
約2週間の間隔で3~6回注射を繰り返すと、皮下脂肪が減少して部分やせの効果が得られます。 ※治療効果には限界、個人差があります。
※当院では「Revital Celluform TM リバイタルセルフォーム」(イタリアPROMOITARIA社製)を使用しています。脂肪溶解作用に加え、高い美肌作用を有しています。

※痩身治療をご希望の方は、お気軽にご相談下さい。

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