2011年2月9日

こだわりの治療Vol.1 『血小板注入療法』

今回は、当院で人気のある皮膚再生療法(血小板注入療法)『PRP(多血小板血漿)注入療法』についてお話ししたいと思います。
血小板注入療法とは、自分の血液を用いて肌の再生を促す、最先端のシワ・たるみなどの治療方法です。
もともと血液に含まれている血小板や白血球は体に出来たキズを治す働きをしている細胞です。
その血小板と白血球を濃縮し併用で用いることで、ヒトが本来持っている自然治癒力・組織再生力を最大限に引き出すことが可能となり、この治療方法『PRP(多血小板血漿)注入療法』が生まれました。
PRP(多血小板血漿)治療自体は美容治療以外にも、医療の現場において潰瘍治療や歯科のインプラント治療などにも用いられています。
PRP(多血小板血漿)を活性化することによりPDGF(血小板由来増殖因子)、TGF(形質転換成長因子)、VEGF(血管内皮増殖因子)、EGF(上皮増殖因子)、KGF(角化細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)などの細胞成長因子を放出し創傷治癒に有用であることが知られています。
PRP(多血小板血漿)療法は、自分の血液で自分の肌を再生させる、再生医療を応用した治療法なのです。
自分自身の血液を精製して注入する方法なので、アレルギー反応や感染などの危険性もありませんので安心して治療を受けていただけます。
当院では、アメリカのFDA(アメリカの厚生労働省)の許可、ヨーロッパ医療CEを取得している高品質で安全性の高いキットを用いて治療を行っております。
コラーゲンやヒアルロン酸注入に比べ即効性はありませんが、1週間から3ヶ月で皮膚の修復が起こり、効果が認められてきます。(効果の持続期間には個人差があります。) 従来のコラーゲンやヒアルロン酸注入のように吸収されてしまうものではなく、自分自身の皮膚を修復(再生)する治療なので、長期間に渡って治療効果が認められます。また、繰り返し治療可能です。

<適応>
・額のシワ
・目の周りの細かいシワ、目の下のたるみ・クマ
・ほうれい線
・口周囲のシワ
・ニキビ跡など
※特に目の周りの細かいシワ、目の下のたるみ・クマにおすすめです。

私は以前この治療を導入するにあたり、開発者である京都の吉川病院(美容皮膚形成 部長)川添 剛先生の下で実際の血小板の細かい調整方法から注入方法まで、一から直接指導をいただきながら勉強してきたため、私が特にこだわっている治療なのです。

☆ご興味がございましたら、是非お気軽にご相談下さい。

治療前
治療後


























医療法人 社団 貴順会
吉川病院 美容皮膚形成 部長
川添 剛(かわぞえ たけし)先生

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