2010年10月10日

まつ毛の育毛剤『ルミガン』

最近当院では、まつ毛の育毛剤『ルミガン』をご希望される方がもの凄く増えてきており、お一人で何本も購入される方も多いです。
今回は、まつ毛の育毛剤についてお話ししたいと思います。
もともとまつ毛の育毛剤としては、「ラティース™」という薬剤が有名です。
「ラティース™」は、もともとは緑内障治療薬として2001年に米国FDA(アメリカ食品医薬品局/ 日本の厚生労働省にあたる)に『ルミガン』として承認され、現在では40カ国以上で利用されている実績のある薬品です。
その治療の過程で、まつ毛が長くなるという副作用が確認されたため、製造販売元のAllergan(アラガン)社はまつ毛を伸ばすという美容目的で専用のアプリケーター(アイブラシ)を付けて、「ラティース™」という商品名で発売しました。
「ラティース™」は、米国にてFDA承認を取得した唯一の『まつ毛貧毛症治療薬(医療用医薬品)』です。
「ラティース™」は、FDAで『まつ毛貧毛症治療薬』として効能・効果および安全性が確認された医療用医薬品です。
※ 「ラティース™」は、『ルミガン』を美容用に製品化したもので、成分内容および効果はもともとの『ルミガン』と全く同じものです。
※当院では、『ルミガン』の処方をしております。

( 『ルミガン』は、2009年10月より、日本では緑内障点眼薬として発売が開始されました。緑内障治療には保険適応がありますが、まつ毛の育毛は保険適応外ですので、全額自己負担となります。)
※ 『ルミガン』は、市販のまつ毛育毛剤とは異なり、医薬品ですので医師の診察が必要となります。

主要有効成分:ビマトプロスト(Prostaglandin F2α誘導体)3mg/mL(0.03%)
<ビマトプロストの効能>
毛周期における成長期の延長 ⇒ まつ毛の長さの伸長
休眠状態にある毛包の刺激⇒ まつ毛の厚みや太さの増加
メラニン合成の活性化⇒ まつ毛の色素沈着⇒ 暗色に作用します。

使用方法:
メイクを落とし、洗顔後に塗布します。(コンタクトは外します。)
片眼ごとに綿棒を使って、ルミガンを1滴垂らして使用します。
綿棒で上まぶたのまつ毛の根元(生え際の皮膚)に沿って塗布してください。
塗布後、塗布部分以外の余分な薬剤を拭き取ってください。
感染症等を防ぐため1本の綿棒で両眼に使用しないでください。
※ コンタクトレンズは外してから塗布してください。
再度コンタクトレンズを装着する場合は15分間経過してからしてください。
※ 詳しい使用方法や注意点などは、処方の際に医師がご説明致します。

塗布期間:
効果がはっきり見えるまで少なくとも2ヶ月間塗布を続けることを推奨します。
効果を持続させるには、継続して使う必要があります。
使用を中止すると、数週間から数ヵ月かけて、まつ毛の平的な毛周期に伴ない、徐々に元のまつ毛に戻っていきます。

副作用:
赤み、かさつき、かゆみ、色素沈着などが稀に見られることがあります。
もしそのような症状を認めた場合には、通常、薬剤の使用を中止していただければほとんど治ります。
もし治りが悪い場合には、当院で診察、治療(お薬を処方)できますので、お気軽にご相談ください。

☆まつ毛の育毛剤『ルミガン』にご興味がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。 ルミガン1本:5,250円

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です