2018年1月21日

ニキビ治療シンポジウム

今週末は、マルホ(製薬会社)主催の“ニキビ治療シンポジウム(恵比寿)”に行ってきました。
当院では、毎日多くのニキビ・ニキビ跡の患者様が来院されます。 ここ数年、様々な新しいニキビ外用薬の登場により、ニキビ治療の選択肢は増えてきました。
ニキビは治療せずに放置するとニキビ跡(瘢痕)を生じることが多いため、できるだけ早期に炎症を抑えることが最も重要です(急性期治療)。さらにニキビが改善した後も良い状態を維持し、生じてしまったニキビ跡を軽減させるために外用治療を継続していく必要があります(維持治療)。
しかし、これらの新しい外用薬は効果が高い反面、皮膚の刺激症状が強く発現するケースも少なくありません。
今回のご講演では、いかに刺激症状を抑え、外用治療を継続していくにはどうすれば良いか、また数種の外用薬の効果的な使い分け等、最新のニキビ治療を勉強することができました。
ニキビ治療は、画一的な治療ではなく、個々の患者様に合わせた治療方法や指導(工夫)することが大切です。
今日学んだことを早速明日からの診療に活かしたいと思います。

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