2010年11月14日

日本抗加齢美容医療学会(東京)

今日は、東京(青山)で開催された日本抗加齢美容医療学会に行って来ました。
今回の学会は、成長因子について焦点が当てられた内容でした。
特に今回は、自己の血液(血小板)を用いた皮膚再生療法『セルリバイブ、セルリバイブジータ(現在は、ニューリバイブに名称変更)』の開発者 医療法人 社団 貴順会 吉川病院 美容皮膚形成 部長 川添 剛(かわぞえ たけし)先生のご講演があり、とても楽しみにしていました。
川添先生には、当院が以前に血小板療法を導入するにあたり、京都の吉川病院に赴き、直接血小板療法についてご指導をいただきました。
現在も情報交換や様々な面でアドバイスをいただいており、私の尊敬する恩師の一人なのです。
今回のご講演は、血小板療法の最新の研究内容、治療方法などについての内容で、新たな発見や新しい治療方法などを聴けて、とても勉強になりました。
川添先生に久し振りにお会いし、直接情報交換をすることもでき、有意義な勉強ができました。
現在、血小板療法には様々な種類が存在し、治療法も多岐にわたっています。
当院では、現在川添先生の開発された血小板療法を行っております。
血小板療法は、当院でも非常に人気の高い治療です。
治療後数日腫れますので、お休み前に治療をされる方が多いです。
既に年末にかけて治療のご予約が少しずつ入ってきております。
☆年内(特に年末)にご希望の方は、お早めにご相談(ご予約)下さい。

今回は、さらに最新のフラクショナル電動ダーマローラーを用いた最新の成長因子による皮膚再生療法について韓国の先生のご講演もあり、とても興味深い内容でした。
この最新の成長因子は、細胞の再生(増殖)に不可欠な皮膚幹細胞ニッチの活性化を支持することによって、損傷した皮膚の再生を促進します。
<効能効果>
①優れた細胞増殖の活性化
②皮膚幹細胞増殖にためのVEGF、EGFの遺伝子発現の亢進
③HGF、KGFのような増殖因子やサイトカイン分泌を刺激・促進
④アルブチンより優れたメラニン生成抑制効果
この成長因子は、美肌治療だけでなく、傷(傷跡)や熱傷(やけど)、さらに手術(縫合時に使用)にも使用(応用)されています。
ダーマローラー治療は、当院で特に人気のある治療です。
顔のニキビ跡の治療に加え、特に毛孔性苔癬の治療はとても効果的です。
近日、当院でもこの最新のフラクショナル電動ダーマローラーと成長因子を新たに導入する予定です。
来月には、最新のフラクショナルレーザーも導入予定です。
今後、当院では従来の治療に加え、再生療法に力をいれていきたいと考えております。
今回の学会会場は、光(IPL)治療の第一人者でライムライトの開発者の根岸 圭先生が勤務されている東京女子医科大学附属女性医療研究所クリニックの入っているウラク青山でした。ここに来ると、開業前にこのクリニックで根岸先生に美容治療をご指導いただきながら、勉強させていただいた事をいつも思い出します。
ここは、私にとって思い入れのある場所の一つです。
昔も今も変わらぬ気持ちで頑張っていきたいと思います。
患者様によりいっそう満足していただける治療を提供できるクリニックであるために、これからも一生懸命勉強していきます。
今月は、週末はすべて学会やセミナーの予定で一杯です。
来週末は、来月導入予定の新しいレーザーの勉強のため、大阪に行く予定です。
またブログでご報告させていただきます。

最新のフラクショナル電動ダーマローラー
最新の成長因子
会場のウラク青山

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