2009年10月6日

『Qスイッチルビーレ-ザー勉強会(大阪)』

先週末は、大阪で開催された「Qスイッチルビーレーザー」の勉強会に行ってきました。 講師の先生は、私の尊敬する美容治療のスペシャリスト「湘南鎌倉総合病院 形成外科・美容外科部長」の
山下理絵先生です。
当院では、シミのご相談・治療に加え、最近ではアザのご相談・治療で来院される患者様が非常に多くなってきています。
そこで今回は、再度Qスイッチルビーレーザーについて詳しくお話したいと思います。
現在様々なシミ・アザ(青アザ、茶アザ)治療機器がありますが、このQスイッチルビーレーザーは、シミ・アザ治療のゴールデンスタンダードとして確立されているレーザーなのです。
シミ・アザ(青アザ、茶アザ)の治療をする上で、Qスイッチルビーレーザー以上の治療機器はないと断言できます。

Qスイッチルビーレーザーとは:
ルビーレーザーの波長694nmは、シミやアザの原因である メラニン色素に対して吸収が高く、コラーゲン組織や ヘモグロビンにはほとんど吸収されません。 そのため正常組織のダメージを最小限に抑えながら メラニンを有する細胞のみ選択的に破壊します。 ルビーレーザーの中でも当院のQスイッチルビーレーザーは 極力、熱緩和時間を短く抑え(照射時間20ns(ナノ秒)、 この短い時間に適切なエネルギーを照射することでレーザー光は真皮部分まで到達し正常組織へのダメージを抑えながら有効な治療を行うことができます。

適応疾患:
<浅いシミ>
①そばかす(雀卵斑)
②日光性(老人性)色素斑
③茶アザ(扁平母斑)(保険適応)
<深いシミ>
①青アザ(太田母斑・異所性蒙古斑)(保険適応)
②遅発性太田母斑様色素斑(後天性真皮メラノサイトーシス)
<その他>
①外傷性色素沈着症(保険適応)
②入れ墨(タトウー)
③アートメイク除去

シミ・アザといっても様々な種類があり、シミ・アザの種類や程度、部位などによって治療法や治療時期、機器設定、治療後の経過、治療時期(治療間隔)なども異なってきます。
当院では、皮膚科専門医として、また長年美容治療に携わってきた知識と経験を活かして正確に診断した上で、患者様の症状(状態)に合った最適な治療をご提案しております。

勉強会では、尊敬する山下先生とQスイッチルビーレーザーを用いたシミ・アザ治療について色々意見交換することができ、有意義な勉強ができました。

当院では、患者様に満足していただける安全で効果的な最新治療を提供できるよう、日々様々な学会やセミナーに積極的に参加して勉強し、クリニックとしての医療の質を向上させるよう心がけております。

☆シミ・アザでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談下さい。

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