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QスイッチNd:YAG(ヤグ)レーザー(myQ:dual マイキューデュアル)

院長からひとこと

浅いシミから深いシミ、アザまでこの1台で効果的に治療できます。
さらに、レーザートーニング(レーザーピーリング)により、肝斑・くすみ・毛穴の治療としても高い効果を発揮します。
また、多色の刺青(入れ墨)を効果的に治療できます。

QスイッチNd:YAG(ヤグ)レーザーとは

Nd:YAG(ヤグ)とは、yttrium(イットリウム)・aluminum(アルミニウム)・garnet(ガーネット)(分子式 Y3Al5O12)に
ネオジウムイオン(nodium Nd3+)を混合した結晶です。

QスイッチNd:YAG(ヤグ)レーザーは、2種類の波長(532nm、1064nm)を有し、シミやアザの原因であるメラニン色素に対して吸収が高く、正常組織のダメージを最小限に抑えながらメラニンを有する細胞のみ選択的に破壊します。数あるQスイッチレーザーの中でも当院の最新型QスイッチNd:YAG(ヤグ)レーザー(myQ:dual マイキューデュアル)は極力、熱緩和時間を短く抑え(照射時間6ns(ナノ秒)、この短い時間に適切なエネルギーを照射することでレーザー光は真皮部分まで到達し正常組織へのダメージを抑えながら有効な治療を行うことができます。

さらに、レーザートーニング(レーザーピーリング)により、肝斑くすみ毛穴の治療としても高い効果を発揮します。
また、多色の刺青(入れ墨)を効果的に治療できます。

適応症状

特徴

特徴1:安全性

フラットトップビームテクノロジー

先進的な光学技術により、トップハットでレーザーを照射
照射スポットの中心のエネルギーが高くなるガウシアンビームと比べトップハットビームは照射スポット全体に均一にエネルギーが照射されるため、安全な治療が可能

特徴2:革新性

スクウェアスポット

業界唯一のスクウェアスポットハンドピースを搭載
不要なOverlap(重ね打ち)を回避することで均一で安全な施術が可能

特徴 利点
豊富なスポットサイズ 2×2・3×3・4×4・5×5cmのスポットサイズにより 病変に合わせた治療が可能
Max10Hzの高速照射 治療範囲が広範囲の場合やトーニングによる肝斑治療もスピーディーな治療が可能

特徴3:多様性(1)

6nsec固定のパルス幅

  • 主として20歳以上で発症する顔面の色素斑
  • 発生部位は、前額部外側、頬骨部、こめかみ、上下眼瞼、鼻根部・鼻翼部 多くは両側対称性(稀に片側性)にみられます。
  • 色調は、灰褐色~紫青色を呈しています。
  • 一般に眼球・眼瞼結膜、口腔粘膜の色素斑はみられません。
  • 自然消退することはありません。
  • レーザー治療が効果的です。

特徴4:多様性(2)

Dual (デュアル)の2波長(532nm/1064nm)を搭載

表在性色素疾患から深在性色素疾患まで、この一台で幅広い疾患に対応
多色の刺青(入れ墨)を効果的に治療

レーザートーニング(レーザーピーリング)

レーザートーング(レーザーピーリング)は、表皮(基底層)のメラノサイト(メラニン色素を産生する細胞)を
刺激しにくい波長1064nmの最新型QスイッチNd:YAG(ヤグ)レーザー(myQ:dual マイキューデュアル)を
低出力で治療(照射)することで、メラノサイトを活性化させずにメラニン色素を穏やかに除去していきます。
安全で効果的に肝斑くすみ炎症後色素沈着などを徐々に薄くしていきます。

※治療間隔は、約2~4週間毎に治療を行っていきます。
※治療回数は、症状や程度によって異なりますが、約5~10回の治療をお勧めしています。
※治療効果には個人差があります。

治療の流れ

  1. 痛みに弱い方は、あらかじめ照射前(30分~2時間程前)に治療部位に麻酔のクリームやテープを外用します。 
  2. 治療部位をアイスパックにて冷却。 (病変の範囲が 広い場合や深い場合は局所麻酔を追加します。)
  3. レーザー照射
  4. 照射後アイスパックにて冷却(5~10分程度)
  5. 軟膏を外用し、絆創膏などで保護します。

レーザー治療後の経過