2008年6月20日

LAMPE BERGER社のアロマランプ

昨日、私の10年来の友人女性が美容治療のために名古屋から当院に来院して下さりました。その友人は私より年上で、良きお姉さん的存在としていつも色々と相談にのってもらっているとても大切な友人の一人です。開業前から女性の立場や女性の観点からクリニックについて色々とアドバイスを頂いてきました。来院された際にお土産としてとても素敵なアロマランプをいただきました。フランスのLAMPE BERGER ランプベルジェ社のアロマランプです。私も雑誌等で見たことがある程度で詳しくは知りませんでした。色々調べてみたところ、 LAMPE BERGER ランプベルジュ社は、パリの薬剤師であったマルセル・ベルジェが創設した芳香アロマ製品の研究・開発をしているフランスのメーカーです。エッセンシャルオイルに天然オゾンアルコールを溶け込ませる技術や独自のバーナー芯(触媒芯)を用いてアロマオイルの燃焼温度を常に60℃に維持する技術(共に国際特許取得)を開発し、その独自の技術と安全性(国際安全認証・ISO-11014を取得)でフランス国内における芳香アロマ消費量の70%を占めているそうです。陶器製のアロマランプはフランスの文化国宝といわれるリモージュ磁器とのことです。私は以前副院長として勤務していた名古屋のさかえクリニックの院長でアロマに非常に精通している末武先生からアロマについて色々と教えて頂きました。またさらにアロマについて深く勉強したいと考え、アロマセラピーの学会にも所属して勉強しています。自宅では色々な香りのアロマを焚いて楽しんでいます。当院でも開院時より来院して下さる患者様が少しでも快適に気持ち良く治療して頂けるように待合い室や診察室、治療室などにそれぞれ違った香りのアロマを焚いています。また天気や日によっても香りを変えています。アロマには殺菌消臭効果だけでなく、アトピー性皮膚炎や花粉症など様々な病気の症状を和らげる効果もあります。また、じめじめとした憂鬱な梅雨の天気も爽やかで快適な気分にしてくれます。早速いただいたアロマランプを院内に飾って香りを楽しみました。とても素敵な香りが漂い、爽やかな気分にさせてくれました。これからも来院して下さる患者様が心地良く快適に治療を受けて頂けるような空間づくりを心がけていきたいと考えております。どうぞ今後共竜美ヶ丘スキンクリニックを宜しくお願い申し上げます。
※このアロマランプはヒルトンホテルの地下のお店で購入されたとのことです。もしご興味がある方は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。他にも色々な種類が数多くあるそうです。私も近いうちに行ってみようと思います。

2008年6月12日

最新の医療用脱毛機器 「プロウェーブ」

お陰様で開院して約1ヶ月が経ちました。開院してまだ日が浅いにも関わらず、毎日多くの患者様が来院して下さり、中には遠方や他県から来て下さる患者様もお見えになり、本当に有り難く感謝しております。私をはじめスタッフ一同患者様によりいっそう満足して頂けるよう良質の医療、サービスを提供できるよう一生懸命頑張りますので、どうぞ今後とも竜美ヶ丘スキンクリニックを宜しくお願い致します。最近では夏に向けて脱毛を希望される方がかなり増えてきております。当院では最新の医療用光脱毛器であるキュテラ社の「proweve プロウェーブ」を用いて脱毛を行っています。この機器について簡単に特徴を説明したいと思います。まずこの機器は、従来のレーザーと異なり脱毛に効果があるとされる波長帯をスキンタイプ(色白から色黒まで)や毛質(剛毛/軟毛)に合わせて選択できる特殊なフラッシュランプ治療器です。脱毛効果のある波長を患者様の状態に合わせて安全にプログラムできるのはプロウェーブだけです。 優れた冷却装置を兼ね備えており安全な治療ができます。さらに治療中の痛みが非常に少ないです。また従来のレーザーに比べて照射面積が大きいので、短時間で効果的に脱毛ができます。魅力的な点は、高い脱毛効果に加え、美肌・美白効果が得られることです。つまり脱毛後は毛がなくなるために毛穴が目立たなくなり、 肌のきめが細かくなります。また、肌のくすみやざらつきを改善し、肌が明るくなるという効果もあります。 私やスタッフもこの機器を用いて脱毛をしています。この写真は私の左腕です。プロウェーブを2回照射しました。高い脱毛効果はもちろん、反対の照射していない腕に比べて肌のきめが細かく滑らかになり、明るさが出て白くなっているのがお分かりになるかと思います。私自身、今まで様々な脱毛機器を用いて治療にあたってきましたが、この機器はとても効果が高く良い機器だと実感しております。是非皆様も夏に向けてプロウェーブ脱毛を体験してみて下さい。きっと満足していただけると思います。

2008年5月28日

キュテラ社 社長 クリニック訪問

これは、開院前にCUTERA社(キュテラ社)クリス ウェスト社長が当クリニックに訪問された際のお写真です。キュテラ社は米国サンフランシスコに本社を置くレーザー、IPL(光)を使ったアンチエイジング機器を開発・販売している会社です。当院で導入しているライムライト、ジェネシス、タイタン、プロウェーブはキュテラ社の製品です。クリス社長とは一年以上前からお付き合いがあり、レーザー、光治療について意見交換をしたり、機器について色々教えて頂いています。彼は日本の大学に留学経験があり、10年以上日本で仕事をしているため日本語がとても流暢なんです。(ときどき日本語が変になることもありますが・・・笑)今回私が開院するということで、クリニックにお祝いに駆けつけてくれました。この写真に写っている機器がキュテラ社の治療機器です。シミ、そばかす、くすみ、目のクマ、しわ、たるみ、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き・黒ずみ、赤ら顔、毛細血管拡張、脱毛など様々な症状(お悩み)に対して幅広く高い効果を発揮します。痛みも非常に少なく、安全に治療できる機器です。普段の日常生活と同様に治療後は、お化粧、洗顔、入浴していただけます。是非体験して効果の高さを実感して下さい。

2008年5月23日

クリニック見学(その2)

今回は昨年、東京女子医科大学附属青山女性医療研究所クリニックに見学に伺った際のお話をしたいと思います。
このクリニックの美容医療科には光(IPL)治療の第一人者として世界的にも有名な根岸 圭先生(准講師)がお見えになります。美容の世界では知らない人はいない程超有名な先生です。現在、光(IPL)治療器は多くの会社から様々な種類の機器が発売されています。根岸先生はこれらの光(IPL)治療器の豊富な使用経験、研究をもとに、学会、セミナーでのご講演、国内外の論文掲載等で光(IPL)治療器を多く医師にその知識や技術を広めている先生です。私も以前勤務していた美容外科クリニックで長年光治療器を使用してきました。副作用も非常に少なく、安全で効果の高い治療です。さらに治療後は普段通りにお化粧して帰れますし、普段と同じ生活を送ることができるのです。また他人からも気づかれないで治療できます。一方、ジュクジュクしたり、カサブタができて傷口(レーザをあてた部分)をガーゼや絆創膏などで覆っておかなければならないレーザー治療だけでは患者様を満足させることができないと考えていました。そこで開業に際して、レーザー(Qスイッチルビーレーザーや炭酸ガスレーサー)に加えてどの光治療器を導入するかを様々な機器を勉強し使用しながら検討してきました。その中で参加したキュテラ社のセミナーで根岸先生が日本人の肌トラブル治療に最適な光治療(IPL機器)を作るプロジェクトに開発の段階からアドバイザーとして携わって完成した「ライムライト」のご講演を聴いたのです。従来の光(IPL)治療器は主に海外での白人の治療データをもとに開発されてきました。しかし我々東洋人の肌は色白から色黒と人それぞれ違うので、非常に機器の開発や設定が難しい人種なのです。難しい主な理由は、特に色黒の人はシミの部分だけでなく肌の色にも反応してしまうため、やけどを起こしたり、また照射後に炎症後色素沈着(治療する前よりもかえって濃くなってしまうこと)を来しやすい人種だということなのです。キュテラ社は根岸先生と共同開発することで東洋人にも安全で効果の高い機器を作り上げました。また今まで肝斑にはレーザー治療や光(IPL)治療は禁忌とされてきましたが、根岸先生はこのライムライトを適切な使用方法で治療すれば、肝斑に対してもかなりの治療効果をあげることができるとのことでした。私も色々検討した結果、この機器を導入することにしました。導入するにあたり根岸先生のご講演、セミナーはほとんど出席して勉強してきました。さらに根岸先生のもとで勉強したいと考え、お願いして勤務先のクリニックに見学に行かせて頂きました。見学では根岸先生の診察の仕方、カウンセリング、照射方法、ケアなど多くのことを丁寧に詳しく教えて下さりました。ライムライトはもちろんですが、その他当院でも導入していますキュテラ社製品のジェネシス、タイタン、プロウェーブについてもご指導頂きました。見学の後は根岸先生とキュテラ社社員と一緒にお食事をしながら楽しい時間を過ごすことができました。これは見学、お食事の時に一緒に撮った写真です。真ん中が根岸先生です。もう一人の女性は大学時代の私の後輩です。彼女は現在豊橋市で朝岡クリニック(美容皮膚科)を開業している朝岡昭子先生です。お互い開業前には一緒に数多くの学会、セミナー、見学などを共にしてきました。非常に真面目で仕事熱心なしっかりとした先生です。今でも頻繁に情報交換をしています。私達は患者様に満足していただけるようなリアルな治療をご提案、ご提供していきたいと考えております。どうぞ今後とも竜美ヶ丘スキンクリニック、そして私の後輩の朝岡クリニックを宜しくお願い致します。

2008年5月20日

クリニック見学(その1)

これは昨年クリニック見学をさせて頂いた際のお写真です。一緒に写っているのは、大阪でご開業されている「葛西形成外科」院長の葛西健一郎先生です。葛西先生は長年にわたり多くのシミやあざの患者様に様々なレーザー機器を用いて治療してこられた経験豊富な先生です。私は葛西先生の書かれた「シミの治療」という本を読んで、葛西先生のシミに対するレーザー治療の理論、考え方、テクニックにとても感銘を受け魅了されました。その本の中で最も効果の高いシミの治療はQスイッチルビーレーザーとのことでした。私も開業するにあたり数多くのレーザー機器について勉強し、使用してきた結果、シミを治療するにはQスイッチルビーレーザーが一番だと考え購入を決意しました。そこで是非葛西先生に直接お会いしてレーザー治療を勉強したいと思い、先生にメールでお願いしたのです。見ず知らずの私を快く受け入れて頂き、初対面の私に対して葛西先生は親身になって熱心にシミ治療について指導して下さりました。Qスイッチルビーレーザーはもちろん炭酸ガスレーザー治療、脱毛などについても様々なことを勉強することができました。見学後は葛西先生にお食事に連れて行って頂き、お酒を飲みながら色々なお話を聞かせて頂きました。凄く人間味溢れる素敵な先生でした。葛西先生の元には私のように見学を希望する先生方が大勢お見えになるとのことでした。次回はもう一つの有力なシミ治療機器である光(IPL)治療についてこの機器のエキスパート、東京女子医大・根岸圭先生のクリニック見学に伺った際のお話しようと思います。

2008年5月17日

当院におけるシミの治療のスタンス

クリニックを開業して約10日が経ちました。まだ開院して日が浅いにも関わらず、多くの患者様からお問い合わせや来院して頂き感謝しております。その中で最も多いご相談が「シミ」です。そこで当院でのシミ治療のスタンスをお話したいと思います。少し長くなりますが、ご了承下さい。一概にシミと言っても様々な種類がありますし、治療方法も異なります。シミの詳しい説明は私のホームページをご参照下さい。今回はその中でも一番多く見られる日光性(老人性色素斑)の治療についてお話したいと思います。以下のシミについての内容は、この日光性(老人性)色素斑についての説明です。できるだけ患者様に分かりやすく説明していきたいと思いますので細かい専門的な説明は省かせていただきます。当院での機器を用いたシミ治療には主なものとしてキュテラ社のフォトブライト治療であるライムライト(光治療・IPL)とQスイッチルビーレーザーです。この2つの機器を個々の患者様の症状や日常生活に合った最適な治療を選択してご提案し治療をしています。まずキュテラ社のライムライトは日本人の肌質(色白の方から色黒の方まで含む)のために日本人医師(後で詳しくご紹介します)の監修のもとキュテラ社が共同で開発したものです。数ある光治療器の中でも比較的痛みが軽く、従来のIPL治療器で効果が得られにくかった病変(シミ・そばかす)に対しても確かな効果を発揮します。最大の利点は効果が高いということです。さらに治療後すぐにお化粧をして普段と同じ生活ができるという点です。治療後はマイクロクラストといって日常生活に支障をきたさない非常に細かくて薄いカサブタができる程度でガーゼやバンドエイドを貼らなくても済みます。なので人に気づかれないでシミ治療ができます。1週間前後で徐々にシミが薄くなって取れてきます。この機器は顔全体に照射するので、シミを治療するだけでなく、同時にお肌の色調(色むら)・くすみ・キメ・質感、毛穴の開きなどの改善も得られることです。欠点はQスイッチルビーレーザーに比べてメラニンに対しての選択性、メラニンへの破壊力などがレーザーに比べて弱く、またお肌の状態を見ながら、徐々にパワーを調整していくため、数回(通常3-6回程度)の治療を要することです。あと中には光治療をして薄くなってもどうしても完全に取れないシミもあるという点です。一方、Qスイッチルビーレーザーはシミのみを完全に(もしくは限りなくゼロに)消すことができます。これはメラニンへの選択性、破壊力が非常に強く、ナノセコンドという超短時間のパルス幅(照射時間)でメラニンを一瞬にして強力に破壊する機器です。欠点は照射後数日じゅくじゅくした状態が続いた後、黒っぽいカサブタができ、必ず10日前後は照射した部分をバンドエイドや小さいガーゼなどで厳重に覆っておかなければならないということです。通常は10日前後でカサブタは取れてシミのないピンク色の綺麗な皮膚になります。このレーザー治療によって驚くほど劇的にシミは綺麗になります。しかし一番注意が必要なことは、綺麗になった後、人によっては一時的にシミが濃くなることがあるという点です。これは炎症後色素沈着と言います。通常は数ヶ月(1~3ヶ月程度)で自然に消えていきますが、中には半年から一年ぐらいかかる場合もあります。いかにこの炎症後色素沈着を来さないで、もしくは最小限に抑えることができるかがこの治療の最も重要で難しい点なのです。一番大事なことは、レーザーを照射したところをとにかくカサブタが取れても取れなくても10-14日はバンドエイドなどで覆っておき、触れないでそっとしておくことなんです。これは長年シミ治療に携わってこられてきた豊富な経験をおもちの(大阪)葛西形成外科院長、葛西 健一郎先生の口癖なのです。また当院が導入したキュテラ社の機器(ライムライト)を日本人の肌に合うようにキュテラ社と共同開発・監修されたのは東京女子医科大学附属青山女性医療研究所美容医療科の根岸 圭先生です。根岸先生は数々の光(IPL)治療において豊富な経験をもち、第一線でご活躍されているとても有名な先生です。私はこのお二人の先生の考え方や治療法に感銘し、開業前に直接お会いして色々と学びたいと思い、お願いして東京、大阪にクリニック見学に行ってきました。とても多くのことを勉強できました。当院では一人でも多くの患者様に満足して頂けるように日々学会やセミナーに参加して勉強し、最新の情報や最良の治療を取り入れてご提案、ご提供していきたいと考えております。お肌のお悩みがございましたら、是非お気軽にご相談下さい。クリニック見学の内容や風景(一緒に撮影したお写真など)についての内容は次回のブログでご紹介していきたいと思います。

2008年5月15日

リーフレットのご紹介

当院のリーフレットをご紹介させて頂きます。当院で行っている美容治療の内容を分かりやすく記載してあります。待合い室に置いてありますので、来院されましたら是非ご覧になって下さい。

2008年5月8日

内覧会の写真

4/27に知人、友人を招いてクリニックの内覧会を行いました。多くの皆様から素敵なお花をいただき、また足を運んで下さり本当に有難うございました。一緒に写っているのは、さかえクリニック院長の末武先生と奥様の値恵子さん、そして元さかえクリニック副院長の野村先生です。私は大学勤務医時代、週末は「さかえクリニック」で副院長として勤務しておりました。院長の末武先生には美容診療を一からご指導頂き、奥様や野村先生にも本当に良くして頂きました。今までの大学での皮膚科医としての経験とさかえクリニックでの美容診療の経験を活かして、多くの患者様に満足して頂けるような医療を提供していきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

2008年5月6日

開院のご挨拶

はじめまして、院長の橋本 隆です。この度多くの方々のご協力を得て5/2に無事開院することができました。開院初日にも関わらず、多くのお問い合わせやご来院して頂き誠に有難うございました。私も含めスタッフ一同多くの患者様に満足していただけるような医療、サービスを提供していきたいと考えております。今後とも竜美ヶ丘スキンクリニックを宜しくお願い致します。