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ホクロ・イボ

ホクロとはイボとは皮膚診断治療方法

ホクロとは

ホクロは、医学的には「母斑細胞母斑(色素性母斑)」もしくは「単純黒子」と言います。

母斑細胞というメラニン産生能力をもつ細胞が皮膚内(表皮や真皮内)で増殖してできた良性腫瘍です。

種類は、先天性や後天性、形状が盛り上がっているものから平らなもの、大きさも色々で、色調が黒色、褐色、青色などを呈し、濃い色のものから薄い色のものまで様々です。 通常ほとんどは良性です。

しかし、中にはホクロに良く似ている皮膚癌(基底細胞癌、メラノーマなど)もありますので、皮膚科専門医による診察を受け、適切な診断、治療をすることが大切です。

イボとは

一般的に「イボ」と呼ばれるものには、医学的に下記のような種類があります。

イボは良性ですが、中にはイボに似ている皮膚癌もありますので、注意が必要です。

1.脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

  • 加齢による皮膚変化で、中高年に多いです。(シミに似ています。)
    (20代でも出現することがあります。)
  • 顔、首、体に好発。(腕や手の甲にも見られます)
  • 平ら(または半球状)に盛り上がった褐色〜黒色のできもので、表面がざらざらしています。
  • 加齢と共に増加することがあります。

2.アクロコルドン(スキンタグ)

  • 加齢による皮膚変化で、中高年(特に女性)に多いです。
  • 首、胸、脇の下に好発。
  • 淡褐色の柔らかくて小さなできものです。
  • 多発することが多いです。

3. 尋常性疣贅 ( じんじょうせいゆうぜい )

  • ウイルス性のイボです。
  • 小児や成人(若い人)に多いです。
  • 顔、首、手足などに好発。
  • 小さいできもので、表面がざらざらしています。
  • 放置しておくと増えたり大きくなることがあります。

治療方法

※当院では、ダーモスコープという病変部を拡大して観察する機器を用いて、詳しく性状を観察し、診断した上で治療を行っています。詳しくはこちら。

悪性(皮膚癌)の可能性がある場合は、生検(一部小さく組織を採取)もしくはメスによる切除をして、病理検査(採取した組織を顕微鏡で詳しく調べる)で確認、診断した上で、治療を行います。

治療方法は大きく分けて2つあります。

レーザー治療 :比較的小さなホクロ・イボ

炭酸ガス(CO2レーザー)を使用してホクロやイボなどの治療部位のみを限局的に切開、蒸散させて治療することができます。
レーザー治療は切除術に比べて傷跡も少なく、治療時間も極短時間(数分程度)で、術後のケアが簡単です。

治療後は少しへこんだ擦り傷のようになりますが一週間程度で皮膚が再生してきます。
当日からメイク、洗顔、入浴もできます。

腫瘍が深い場合や治療部位によっては数回のレーザー治療が必要な場合もあります。

切除術;大きい・深いホクロ・イボ/悪性の可能性がある場合

腫瘍が大きい場合、深い病変、治療部位によって、または悪性(皮膚癌)の可能性がある場合は、レーザー治療ではなく、メスによる切除を行います。

病理診断の結果、悪性の場合は拡大切除などが必要になります。専門医療機関(大学病院など)へのご紹介も行っております。

※なお、イボに関しては、液体窒素を使った凍結療法も行っています。

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