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伝染性軟属腫(水イボ)

伝染性軟属腫(水イボ)治療

伝染性軟属腫(水イボ)

伝染性軟属腫ウイルスによって人から人へうつる子供(小児や学童)に多い感染症です。
水イボ」と呼ばれています。またアトピー性皮膚炎のような皮膚のバリア機能が低下した患児に多いです。また成人では免疫抑制患者さんや性感染症として外性器に生じます。

治療

  • 数が少ないうちに摘まみ取るのが最も確実で早く治す方法です。
    ※当院では、痛みを軽減するために、予め(約1時間前に)局所麻酔入りのテープやクリームを貼って(外用して)から取っています。)
  • ※水イボクリーム(M-BF Cream:殺菌効果の高い銀イオン配合クリーム)(※自費)もご用意しています。水イボがなくなるまで時間はかかりますが、痛みがないため、ゆっくり治療をしたいお子様におすすめです。
  • 自然治癒もありますので、取らずに経過をみていくことも可能です。
  • 予防は、ドライスキンやアトピー性皮膚炎のようにバリア機能が低下している状態をできるだけ改善しておくことが重要です。保湿剤によるスキンケアと湿疹の治療をしっかりと行うことが大切です。また、スイミングスクールなどでは、消毒のための塩素によって皮膚表面が脱脂され感染しやすくなるため、プール後の保湿も大切です。兄弟や身近な人が感染した場合、入浴やタオルを別々にし、直接肌と肌を接触させないように注意しましょう。

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