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尋常性白斑

尋常性白斑とは分類症状治療

尋常性白斑とは

尋常性白斑とは皮膚の基底層に分布するメラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で減少・消失する後天性の病気です。

メラノサイト(色素細胞)は紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生しますが、その減少、消失により皮膚の色が白く抜けていきます。

分類

1.非分節型

神経支配領域と関係なく生じる。

2.分節型

神経支配領域に一致して片側性に生じる。分節が複数になることもある。

3.未分類型

限局性に1ヶ所のみに生じた白斑である。限局型と1病変のみの粘膜型が含まれる。
一人に非分節型と分節型の両方が見られることもある。

症状

大小境界明瞭な完全脱色素斑で、しばしば癒合する。頭部に発症すると白髪になる。
自覚症状はない。

治療

  • ステロイド外用
  • 活性化ビタミンD3外用
  • タクロリムス軟膏(カルシニューリン阻害外用薬)、デルゴシチニブ軟膏(ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害外用薬)
  • 光線療法(※保険適応)
    など。

※当院では、外用薬と光線療法(エキシマライト)(※保険適応)を併用して治療を行っています。

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