ダーマローラー(ダーマペン)

院長からひとこと

ダーマローラー(ダーマペン)療法は、自己コラーゲンの増殖・新生を促す皮膚再生治療です。【自己コラーゲン増殖・新生療法】
各種美容液・成長因子を同時に導入することで、よりいっそう高い美肌効果を実感していただけます。
※施術中の痛みは、あらかじめ麻酔クリームを塗布してから行いますので、痛みも少なく安心して治療を受けていただけます。

ダーマローラー(ダーマペン)とは

ダーマローラー(ダーマペン)療法とは、約200本の極微細な医療用針でできたローラーを肌表面の上で転がし、表皮の角質と真皮に微細な刺し傷(穴)を開けることでコラーゲンの増殖・新生を促す皮膚再生治療です。

【自己コラーゲン増殖・新生療法】

この微細な刺し傷(穴)に対し、肌本来がもっている傷を治そうという生理的な創傷治癒反応が起こります。その結果、様々な増殖因子が分泌され、線維芽細胞がコラーゲンの増殖・新生を促すという自己コラーゲン増殖・新生のサイクルが構成されます。

皮膚の天然保護バリアである表皮へのダメージが非常に少ないので、皮膚に優しい安全な治療といえます。
各種美容液・成長因子を併用することで、美肌有効成分を効率良くお肌の深部まで導入・浸透させることができ、高い美肌効果が得られます。
アレルギー反応や皮膚へのリスクがほとんどなく、安全な治療法です。

※当院では、個々の患者様のお肌の症状や程度に応じて、最適な針の種類を選択し、当院独自の方法で治療を 行っています。

※通常、約1ヶ月毎に治療を行うことをおすすめします。

※治療効果には個人差があります。

成長因子とは

“成長因子”(グロスファクター Growth Factor(GF))

皮膚の再生(若返り)には、様々な成長因子(グロスファクター Growth Factor(GF))が重要な役割を果たしています。

成長因子(GF)とは、細胞の表面の受容体と結合し、細胞の増殖または分化を促すタンパク質です。

成長因子(GF)は多くの種類が存在していますが、その中でも皮膚の再生に最も重要な働きを果たしているのは、主に上皮成長因子 (Epidermal Growth Factor(EGF))と線維芽細胞成長因子(Fibroblast Growth Factor(FGF))です。
現在、難治性皮膚潰瘍の治療薬にもこの成長因子製剤を含んだ医薬品が認可されており、治療現場で幅広く使用されて います。

<上皮成長因子(EGF)の効果>

<線維芽細胞成長因子(FGF)の効果>

適応症状

治療の流れ

  1. あらかじめ治療前(30分~1時間程前)に治療部位に麻酔のクリームを外用します。
  2. 皮膚を消毒します。
  3. ダーマローラー(ダーマペン)を用いて治療
    (美肌効果のある美容液を塗布しながら治療)
  4. クーリング
  5. 外用剤塗布
    ※治療時間は30~40分程度です。

アフターケア

※治療の経過や効果は個人差があります。